その笑顔、スマホの充電切れと同じかも
先月、会社の後輩に言われたんだよね。「先輩って、笑ってる時も目が笑ってないですよね」って。
は?
一瞬、頭の中が真っ白になった。 手に持ってたコーヒーカップがカタカタって震えてさ。
でもその子、悪気ゼロ。むしろ心配そうな顔で「何かあったんですか?」って続けるわけ。
(あぁ、バレてたんだ…)
帰りの電車で、ガラスに映る自分の顔をじっと見た。 無表情。 いや、笑おうとしてるんだけど、なんか…こわばってる?
スマホの充電が切れかけの時みたいな感じ。見た目は動いてるけど、中身がカラカラに乾いてる感覚。
3年付き合った彼氏と半年前に別れた時、こんな感じだったんだよね。仕事は普通にこなせるし、友達とも遊べる。でも心のどこかで「笑うエネルギー」が足りてなかった。
笑顔と心理状態の深〜い関係
心理学の本によると、笑顔って感情の「結果」じゃなくて「原因」にもなるらしいんだけど、それって逆もあるんだよね。
心が疲れてると、笑顔も疲れる。
これ、植物に水やるのと似てる。 土が乾いてるのに、葉っぱだけスプレーで濡らしても意味ないでしょ?根っこから水を吸わせないと、植物は元気にならない。
笑顔も同じ。
表情筋をどれだけトレーニングしても、心が枯れてたら自然な笑顔は出てこないんだ。
私が試しに「笑顔トレーニング」のYouTube動画見ながら練習してた時期があってさ。鏡の前で「イーッ」とか「ウーッ」とか(超絶恥ずかしい)。
でも全然ダメだった(笑) 顔は動いてるのに、目が死んでる。
そこで気づいたの。
「あぁ、私が直すべきなのは顔じゃなくて心なんだ」って。
自然に笑えない人の4つの心理パターン
カウンセリングに通い始めて分かったことがあるんだけど、笑えなくなる人にはいくつかのパターンがあるんだって。
パターン1:感情にフタをしすぎてる人
これ、私だった(泣)
OLとして毎日生きてると、感情出すのって「プロ失格」みたいな空気あるじゃん?
上司に理不尽なこと言われても笑顔で「承知しました」。 クライアントにムカついても「かしこまりました」。 本当は疲れてるのに「大丈夫です!」。
こういうの、毎日繰り返してたら、感情の出し方自体が分からなくなってくるんだよね。
まるで、ずっと閉めっぱなしの窓みたいな感じ。開け方忘れちゃうっていうか。
感情にフタをする癖がつくと、嬉しい時も悲しい時も、全部が「フラット」になっちゃう。で、笑顔もフラットで無機質になる。
パターン2:「いい子」でいなきゃ症候群
これは友達のマイが典型的だった。
彼女、いつもニコニコしてるんだけど、よく見ると表情がワンパターンなの。喜怒哀楽があんまりない。
ある日、飲みに行った時に泣きながら言ってた。
「私、本当は笑いたくない時も、笑わなきゃいけないって思っちゃうんだよね」
彼女は子どもの頃から「明るくていい子」って言われ続けてきたらしくて、「暗い顔してたら嫌われる」って思い込んでたんだって。
これってさ、スマホの「常時マナーモード」みたいなもん。 着信音(本当の感情)を鳴らしちゃいけないって、自分で自分を制限してる状態。
で、いざ「鳴らしていいよ」って言われても、もう鳴らし方が分からなくなってるの。
パターン3:自己肯定感ダダ下がりタイプ
失恋した直後の私がこれ。
「こんな私が笑ってていいのかな」 「幸せそうにしてたら、周りからどう思われるかな」
そんなこと考えてたら、笑えなくなるよね…。
自己肯定感が低いと、笑顔にも「申し訳なさ」が滲み出ちゃうの。 遠慮がちな、ビクビクした笑い方になる。
これって、賞味期限ギリギリの食品みたいな感覚に似てる。 「まだ食べられるけど…本当に大丈夫かな?」って不安になる感じ。
自分の存在に自信がないから、笑顔にも自信が持てないんだよね。
パターン4:過去のトラウマ引きずりタイプ
意外とこれ、多いんだよ。
昔、誰かに「作り笑いしてんじゃねーよ」って言われたとか。 好きな人の前で笑ったら「キモい」って言われたとか。
そういう一言が、ずっと心に引っかかってる人。
私の場合、元彼が不機嫌な時に私が笑ってると「お前は能天気でいいよな」って嫌味言われてたんだよね。それが積み重なって、笑うこと自体に罪悪感を持つようになってた。
これって、一度食中毒になった食べ物をもう食べられなくなるのと似てる。 理屈では「大丈夫」って分かってても、体が拒否反応示しちゃう感じ。
私がやった自己肯定感爆上げ作戦
カウンセラーの先生に言われたの。
「笑顔を直したいなら、まず自分を好きになってください」
正直、最初は「はぁ?」って思った(ごめん先生)。
自己啓発本みたいなこと言われても…って。
でも、騙されたと思って試してみたら、マジで変わったんだよね。
ステップ1:ダメな自分日記
これがスタート。
毎晩、その日の「ダメだった自分」を書き出すの。
「会議で全然発言できなかった」 「好きな人の前で緊張して変な返事しちゃった」 「ランチ代節約しようと思ったのにコンビニスイーツ買っちゃった」
最初は自己嫌悪が加速するかと思ったんだけど(笑)
でもね、毎日書いてると不思議なことに気づくの。
「あれ、こんなにダメダメな私でも、毎日ちゃんと生きてるじゃん」って。
書き出すことで、「ダメな自分」が客観的に見えてくる。 そうすると「まぁ、そういう日もあるよね」って許せるようになるんだよね。
ステップ2:小さな成功を祝う
次にやったのが「できたことリスト」。
でもこれ、大きな成功じゃなくていいの。
「朝6時に起きられた」 「苦手な先輩と普通に話せた」 「コンビニ寄らずに帰宅できた」
こんな小さなことでOK。
これってさ、スマホゲームの実績解除みたいなもん。 小さな達成感の積み重ねが、じわじわと自信になってくるんだよね。
3週間くらい続けたら、朝起きた時の気分が変わってきた。 「今日もなんか、いいことあるかも」って思えるようになってきたの。
ステップ3:鏡の前で自分をほめる
これは最初、死ぬほど恥ずかしかった(本当に)。
朝、洗面所の鏡に向かって「今日もかわいいね」って言うの。
最初の3日は顔が真っ赤になって、吹き出しそうになった(笑)
でも1週間続けたら、慣れてきてさ。 2週間目には、本当にそう思えてきたんだよね。
「あれ、私って意外と悪くないかも」って。
これって、毎朝コーヒー飲む習慣みたいなもの。 最初は無理やりでも、続けてるうちに「これがないと一日始まらない」ってなる感じ。
自分で自分をほめることが、習慣になってくるんだ。
マインドフルネスって難しそうだけど、実は超シンプルだった件
カウンセラーの先生に勧められて始めたんだけど、マインドフルネスってやつ。
最初は「なんか意識高い系っぽくて無理…」って思ってた(笑)
でも実際やってみたら、全然難しくなかった。
呼吸に集中する3分間
朝起きた時と夜寝る前、たった3分だけ呼吸に集中する。
スッと息を吸って。 フーッと息を吐いて。
ただそれだけ。
最初は「これで何が変わるの?」って半信半疑だったんだけど、1週間続けたら驚いたことに気づいた。
普段、私ってずっと頭の中で何か考えてるんだよね。
「あのメール返信しなきゃ」 「明日のプレゼン大丈夫かな」 「好きな人に既読スルーされてる…」
脳みそが24時間フル稼働してる感じ。
でも呼吸に集中してる間だけは、その雑念が止まるの。 脳が「休憩中」になる感覚。
これってスマホの再起動に似てる。 アプリいっぱい開きっぱなしで重くなってた端末が、再起動でサクサクになる感じ?
「今ここ」を感じる練習
もう一つやったのが、五感を使って「今この瞬間」を感じること。
例えば、朝のコーヒー飲む時。
今までは飲みながらスマホ見てたけど、それやめてみた。 コーヒーの香り、温度、味、喉を通る感覚…全部に集中する。
歩いてる時も、足の裏の感覚、風の音、空の色とか。 今まで見えてなかったものが、どんどん見えてくるんだよね。
で、これを続けてたら、気づいたの。
「あれ、私って今まで、ずっと未来か過去のこと考えてて、『今』を生きてなかったんだ」って。
笑顔も同じだった。
「こう笑えば良く見えるかな」(未来の不安) 「さっき変な笑い方しちゃった」(過去の後悔)
そんなことばっか考えてて、「今、楽しい」って感情を味わってなかったんだよね。
マインドフルネスを続けてから、自然と笑える瞬間が増えてきた。 猫カフェで猫がモフモフしてきた時とか、美味しいケーキ食べた時とか。
その瞬間の「嬉しい」って感情を、ちゃんと感じられるようになったの。
カウンセリングって敷居高い?いや、マジで行ってよかった
正直、最初は抵抗あった。
「カウンセリングとか、メンタル病んでる人が行くところでしょ?」
そんな偏見バリバリ持ってたんだよね(今思うと恥ずかしい…)。
でも友達に「ただの健康診断みたいなもんだよ」って言われて、半信半疑で予約した。
初回カウンセリングで泣いた話
最初のカウンセリング、覚えてる。
カウンセラーの先生が「今日はどうされましたか?」って聞いてきて。
私、「笑顔がぎこちないって言われて…」って説明し始めたんだけど、話してるうちに涙が止まらなくなっちゃって。
自分でもビックリした。 ティッシュ3枚くらい使った(笑)
でも先生は何も言わず、ただ黙って聞いてくれてた。
その時気づいたんだよね。
「あぁ、私ってこんなに辛かったんだ」って。
一人で抱え込んでたものを、初めて外に出せた感覚。 胸のつっかえが取れたみたいに、スーッと楽になった。
カウンセリングで分かった本当の原因
先生と話してるうちに、だんだん見えてきたの。
私が笑えなくなったのって、失恋が直接の原因じゃなかったんだ。
もっと前から、自分の感情を押し殺す癖があった。
子どもの頃、親に「女の子なんだから静かにしなさい」って言われ続けて。 学生時代、感情的になると「ヒステリック」って言われて。 社会人になって、感情出したら「プロ意識が足りない」って。
そうやって、ずっと自分の感情を「悪いもの」として扱ってきたんだよね。
笑顔がぎこちないのも、感情を素直に出せなくなってたからだった。
これ気づいた時、ゾワッとした。 背筋に冷たいものが走る感じ。
でも同時に、「じゃあどうすれば治るかも分かるかも」って希望も見えてきた。
内面から変わる30日チャレンジ、やってみた
カウンセラーの先生と一緒に作った「30日プログラム」。
これ、マジで人生変わった。 大げさじゃなくて。
1〜10日目:感情を認める期間
最初の10日は、感情を「認める」だけ。
怒ったら「あ、今私怒ってる」 悲しかったら「悲しいな」 嬉しかったら「嬉しい!」
ただそれを心の中で確認するだけ。
この期間、日記にも感情を記録してった。
「上司の態度にムカついた→怒り」 「ランチが美味しかった→幸せ」 「好きな人に話しかけられた→ドキドキ(心臓バクバク)」
こうやって書き出すと、自分の感情のパターンが見えてくるんだよね。
私の場合、「怒り」を感じることが極端に少なくて。 ほとんど「疲れた」「モヤモヤ」で片付けてた。
でも本当は怒ってるのに、怒りを認めてなかったんだ。
11〜20日目:感情を表現する期間
次の10日は、感情を「外に出す」練習。
まず一人の時から始めた。
嬉しいことがあったら「やったー!」って声に出してみる。 ムカついたら、クッションをバンバン叩いてみる(これ、めっちゃスッキリする)。
最初はめちゃくちゃ恥ずかしかったんだけど、慣れてくると楽しくなってきた。
で、徐々に人前でも感情を出す練習。
友達と話してる時、面白かったら大きく笑ってみる。 共感した時、「わかる〜!」ってオーバーリアクションしてみる。
そしたら友達に言われたの。
「最近、表情豊かになったね」って。
その言葉聞いた瞬間、胸がじわっと熱くなった。
21〜30日目:自然体でいる期間
最後の10日は、もう「意識しない」練習。
感じたままに、反応する。 演じるのをやめて、ありのままの自分でいる。
これが一番難しかったけど、一番楽しかった。
会社でも、「疲れた時は疲れた顔していい」って自分に許可を出した。 いつも笑顔でいなくていい。
そしたら不思議なことに、本当に笑いたい時に自然と笑えるようになってきたんだよね。
失敗談:焦りすぎて空回りした日々
順調に見えた30日プログラムだけど、実は途中で大失敗してる(笑)
15日目くらいの時かな。
「もっと早く変わりたい!」って焦って、無理やり感情を爆発させようとしたの。
会社で上司に理不尽なこと言われた時、カッとなって言い返しちゃった。
「それ、おかしくないですか!?」
周りの空気が一瞬で凍りついた。 シーン…。
上司は目を丸くして、同僚たちもポカーンとしてる。
(あ、やばい…)
手のひらにじっとり汗が滲んで、心臓がドクドクうるさい。
結局、トイレに駆け込んで10分くらい泣いた(泣)
でもね、この失敗があったから分かったことがあるんだ。
感情を出すって、「爆発させる」ことじゃない。 「適切に表現する」ことなんだって。
その後、カウンセラーの先生と話して学んだ。
怒りを感じるのはOK。 でも相手を攻撃するんじゃなくて、「私はこう感じた」って伝える方法があるんだって。
「その発言で、私は傷つきました」 「この対応は、私には理解できません」
主語を「私」にするだけで、全然違うんだよね。
変化は突然じゃなく、じんわり訪れた
30日プログラムが終わって、劇的に変わったか?
正直、そんなことない(笑)
でもさ、ある日ふと気づいたの。
会社の廊下で同僚とすれ違った時、自然と笑顔で挨拶してる自分がいて。 それも、「笑顔を作らなきゃ」って意識してないのに。
ランチの時、本当に美味しいって思ったら、自然と「うまっ!」って声が出てる。
好きな人と話してる時も、緊張はするけど、ガチガチに固まることはなくなってた。
これって、コーヒーの温度が下がっていく感じに似てる。 熱々から、いきなり冷たくなるわけじゃない。 じんわり、じんわり、飲みやすい温度になっていく。
心の変化も、そんな感じだった。
ある日、後輩に言われた言葉
つい先週の話。
例の後輩(「目が笑ってない」って言ってきた子)と二人でランチしててさ。
彼女がふと言ったの。
「先輩、最近すごく雰囲気変わりましたよね。なんか、キラキラしてるっていうか」
キラキラ?
「前は、頑張ってる感じが伝わってきたんですけど、今は自然体って感じがします」
その言葉聞いた時、喉の奥がキュッと締まった。 目頭が熱くなって、危うく泣きそうになった(人前で泣いたらヤバい)。
「ありがとう」
それしか言えなかったけど、本当に嬉しかった。
自分では気づいてなかったけど、変われてたんだ。
あなたへ:完璧じゃなくていい、ただ正直でいて
この記事読んでくれてるあなたも、きっと今、笑顔のことで悩んでるんだよね。
大丈夫。 私もそうだったから。
笑顔って、技術じゃないんだよ。 心が表に出たものなの。
だから、まず心を整えること。
自分の感情を認めること。 ダメな自分も許すこと。 完璧じゃない自分を受け入れること。
そしたら、笑顔は自然とついてくる。
最初は時間がかかるかもしれない。 私も3ヶ月かかったし(笑)
でも焦らなくていい。 あなたのペースで、ゆっくり進んでいけばいい。
一人で辛かったら、カウンセリング行ってみて。 本当に人生変わるから。
今は笑えなくても、いつか必ず笑える日が来る。
心から、そう思ってる。
コメント